2024/11/15 11:03

商品ページには、載せきれないieiの家具にまつわる裏話や、込めた思いなどを製作者に存分に語ってもらい、より家具や物作りなどの距離感をグッと身近なことに感じてもらえたら嬉しい読み物コーナー「イエイの家具の話」

第2回目は、free hand nest tableです。
自由に表現されたこのテーブルがどのように生まれ、作られているのか。読んだあと少し見方が変われば嬉しいです。

第1回目はこちら(ここでVol.1のリンクを貼ります)

Vol.2 free hand nest table

ネストテーブルという家具を知っていますか?

アンティーク家具好きの方なら聞いたり、目にしたことがあると思います。簡単に言うと同じデザインでサイズ違いの3つのテーブルで一番大きいテーブルの下に収納できる仕組みになっている機能性の高い家具のことをいいます。

住宅だけではなく、店舗でもよく使わせていて必要な時に広げて使うことができるので便利だなーと感じるのですが、実際僕は収納されている状態のところを見たことがないです。笑

よく見る使い方は横に並べているか、バラバラの場所で使われていて実際にきれいに重なって収納する必要ってないんかもなぁと思い、それならデザインのルールを作りながら、それぞれ個性を持して楽しめた方がいいなと考えました。

さてそんな事を考えていて息子と一緒に絵を描いていた時のこと。
まだ3歳だったこともあり、具体的な絵というわけではなく、紙いっぱいに◯を描いていてました。
その形は丸ということはわかるけど、同じ形は一つもない。
これを天板にしたら少しだけ個性がでるかなと思い、その紙をもらってその中のいくつかの形を参考に天板にしたことがきっかけで誕生したのが「free hand nest table」です。

なので、このテーブルのデザイナーは息子です。

カチッと決まったデザインのものもいいけど、このテーブルのように少しだらしないけど愛嬌のあるデザインもいいと思いませんか?
写真の天板の形はあくまで参考で毎回フリーハンドで天板を描いておりますので、どんな形のものが届くかお楽しみに。


ちなみにオーダーは可能ですので、お子様が書いた形でネストテーブルを作って欲しいということがあれば是非一度ご相談ください。

僕がテーブルにします。

今回ご紹介した家具「free hand nest table

【仕様】
●素材:メープル、ブラックチェリーなど
※注文時の備考欄にお好みの素材をご記入ください。

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